西川かおりの最近

漫画家西川かおりのあまり刺激のない日常をお届けするぬるいブログです。
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真田出陣ねぷた大夫坊覚明

大夫坊覚明

よく義仲の「軍師」とか説明されることがあるんですけど、「祐筆=秘書」です。軍をどう動かすかとか、そういうことは義仲が地元の武士たちの意見を聞いて決めていて、 覚明はそれぞれの地の神様に願文を書いて収めるという仕事を受け持っています。
それが、めっちゃ名文なんです!!!
だから有名。

藤原氏に縁があり、都で素晴らしい文章センスが知れ渡っていた学僧だったのですが、反平氏活動に身を置き

平清盛に「平家なんて武士のカス!ゴミみたいなもん!!!」
という文章をたたきつけて
都から逃亡。

その後、源行家と行動を共にして義仲のもとにやってくるのですが、すっかり義仲に心酔してそのすぐ近くで進軍に付き添います。

「平家物語」では途中行方が分からなくなるので、義仲の性格が悪くてケンカしたとか見限られたとか説明されることが多いんですけど、義仲死後の未練しっぽりな様子とかを見ていると、都にいた時の仲間に無理やり連れ戻された、または何かの作戦遂行のために別行動していたという線が濃厚だと思っています。


さて
なんでそんな人物が「真田ねぷた」に登場なのかというと、
西川の超お気に入りだから☆

…ではなくて、
覚明が真田氏の祖である「海野氏」ゆかりの人物だといわれているからです。
現在覚明ゆかりの大きな寺が長野市にありますが、そこには「覚明は海野氏」という由来書が残されているのです。
名文家だったことから、「平家物語の作者では?」とも言われる覚明。
とても魅力的な人物です。

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最近の仕事
■新人物往来社「乙女の平家物語」4コマ漫画担当(2011年12月発行) ■義仲巴広域連携推進会議「義仲・巴出世街道マップ」イラスト・本文・伝承地調査・地図作成を担当。(2011年10月石川県追加改訂版発行) ■富山県「まんがでわかる義仲巴と越中武士団」漫画・解説ページ(2010年発行) ■北日本新聞社「乱世を駆ける 木曾義仲と巴御前」 義仲の生涯に関して執筆。(2010年1月発行) ■講談社デジタル「ワガママな野獣やぁん2巻」 連載の08年8月〜09年7月分収録。 「ぷるるん無双」も入ってます。(2009年12月発行)
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