西川かおりの最近

漫画家西川かおりのあまり刺激のない日常をお届けするぬるいブログです。
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あけましておめでとうございます☆
あけましておめでとうございます☆
すっかり正月気分が抜けませんが、とりあえずちょっとだけHPを義仲仕様にしました。
というのも、

秋からずーっと関わっていた義仲の仕事が本になったからなのです!

富山県の新聞社北日本新聞社様発行
「乱世を駆ける 木曾義仲と巴御前」に
執筆協力いたしました。
おもに義仲の生涯に関する部分を担当しています。
コミケで「まんがですか!」と言われたのですが
文章です〜☆

ブログでもちょろちょろ書いてきましたが、
今回の本のために
平家諸本を再読・併読し、玉葉ともよく検討し、
最近の研究動向も(一般書籍での範囲ですが)
勉強させていただいて
義仲のイメージを再構築して執筆しました。

これまでの一般的な義仲とはだいぶ違うイメージで書いたため
「えええ!?」という方もいらっしゃるかもしれません。

ともかく義仲に関しての論調で自分が納得いかない点は、
あくまでも歴史が「頼朝が幕府を開いた」のが前提に語られており、
当時の流動的な情勢をあまりに無視していることです。

その時生きている人物の気持ち、立場になって
源平合戦の時代を見つめ直してほしいのです。
清盛も、平家も、後白河院も、義仲も、頼朝も
みな、自分が目指すもののために必死に生きていたはずです。
誰が勝者になるか、敗者になるか、
ぎりぎりの綱渡り、
命をかけた選択を全員が強いられていました。

そして
全員に勝者になる可能性が当時はあったのです。



あとの歴史からみれば、すべては「頼朝が幕府を開く」という一つの結果が見えているため、
義仲が都に入ったことも「頼朝のように源氏の棟梁として幕府を開く目的があった」かのように
とらえられ、かつ、それを成し遂げなかった義仲が愚かであるかのように言われています。

しかし
本当に義仲は幕府を開くつもりだったのでしょうか?

義仲の行動を見ていると
少なくとも源氏の棟梁になる気すらなかったと思えます。
では
義仲が求めていたもの、目指していたものはなんだったのでしょうか。

確かに
敗者となった義仲が何を目指していたかなんて、あとの歴史に影響がないので
歴史学として成り立たないんだな〜とは思いますが、
あまりに義仲が勘違いされているままなのも途方に暮れます。


是非興味をお持ちの方は
「乱世を駆ける 木曾義仲と巴御前」を読んでみてください!

…ちなみに…
しばらくの間は富山県内の身での流通のようです…orz

amazonでの取り扱いが始まりましたらこちらでもお知らせしますので、
今しばらくお待ちください。

今すぐ読みたい方は
北日本新聞にぜひお問い合わせくださいませ!!!
どうぞよろしくお願いいたします!
| - | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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最近の仕事
■新人物往来社「乙女の平家物語」4コマ漫画担当(2011年12月発行) ■義仲巴広域連携推進会議「義仲・巴出世街道マップ」イラスト・本文・伝承地調査・地図作成を担当。(2011年10月石川県追加改訂版発行) ■富山県「まんがでわかる義仲巴と越中武士団」漫画・解説ページ(2010年発行) ■北日本新聞社「乱世を駆ける 木曾義仲と巴御前」 義仲の生涯に関して執筆。(2010年1月発行) ■講談社デジタル「ワガママな野獣やぁん2巻」 連載の08年8月〜09年7月分収録。 「ぷるるん無双」も入ってます。(2009年12月発行)
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